この病気の完治はかなり難しいようです。尋常性乾癬は長い時間を掛け自分に合った軟膏を見つける。口では簡単に言えますがその薬剤はステロイドと言う薬剤です。
ステロイドには効き目で格分けされています。誰もが使っても効いて使いやすくて体に優しい(WEAK)この「WEAK」とは弱いと言う意味を持ちます。
つまりそれ以上のステロイド剤は「誰もが使うことが無く、薬効成分が強い(副作用も多い)と言う意味を指します。
薬との付き合い方
尋常性乾癬の場合、皮膚に弱い薬も使いますが主体として使われる薬は薬効が強い軟膏が多いです。一見、治るように思えますが、問題はステロイドを長期にわたり使う事で内臓に負担を掛けてしまいます。
特に肝臓の機能低下を憂慮し、患者さんの中には弱い薬しか使わないなどしかし、突き上げる様な強烈な痒みが眠りを阻害するのなら仕方なく強い薬剤に手をつけるのも無理は無いですよね。
尋常性乾癬の悩みとして薬との付き合い方で悩まれる方も多いです。私の場合、他にに病気を持っている為、飲む薬同士の相性を調べる事が義務付けられています。
良薬として患者に勧める為には医療の力が加わって初めて体に効きます。尋常性乾癬患者はそんな些細な問題も抱えています。
でも一番多くの人が辛いと感じているのは「この病気はすぐには治らない」と言う事実、「尋常性乾癬は慢性疾患である限りずっと付き添って行かなくてはいけないんだ」と憂鬱になったり、自分自身を責めたりしてしまいがちです。
完治させた人は大勢いる事実
なかには20年、30年病院へ通い乾癬と付き合っている人もいるのですから完治しない病気と思われている人も実際に多いはずです。
しかし、多くの事例を調べると乾癬を完治させた人はたくさんいるのです。乾癬は完治しない病気と言っている人はこの事実をどう受け止めるのでしょうか?
「病は気から」という言葉もある通り、完治しないと思っていれば完治するものも完治しません。実際に完治した人も大勢いるのですから「乾癬は完治する」というように考えても非現実的な事ではありません。
難病であることは確かで難病にかかれば誰でも悲観的になりがちです。しかしその悲観的な考え方がさらに乾癬を完治させない要因の一つにもなっています。
完治することを信じて前向きに「治る!」と心から思うことで免疫力が上る事は確かな事なのです。完治できるという事を信じるに事足りる要素は多くの完治していた人を知れば疑う余地はありません。